姪浜の朝市で買ったカレイを捌きます!
まだ生きているため、身に包丁を入れようとすると暴れます。バッタバッタと尻尾でまな板を力強くたたくので、土曜朝6時半、うるさくて妻が起きました。「生臭ぁい!」と一言。
「五枚下ろし」という下ろし方
カレイの捌き方を調べたら、「五枚下ろし」という耳慣れないワードが。。
ふつうの魚は、片側の身+骨+もう片側の身=3枚 になるから三枚下ろしだけれども、ヒラメとかカレイは魚自体の幅が広いので、片側の身をさらに2つずつにわけるんですって!
つまり、片側の身A+片側の身B+骨+もう片側の身A+もう片側の身B になるとのこと。
これは知りませんでした。
こんなふうに下すそうです。4つの縁側もあわせて、「九枚下ろし」と呼ぶこともあるそうな。う~む、欲張りな魚じゃのう。
もう一つの発見は、この部分。
イメージでは、さーっと1回だけ包丁を入れて最後まで切るのかなと。でも、そうではなくて、骨に沿って、何度も何度も包丁を入れていくのが良いそうです。
たしかに、そのように切ったら、スムーズに切れました。
大きい魚は捌きやすい。
前に捌いたコノシロは、魚体が小さいので、体のつくりとかよくわからず、自分が今何を切っているのか不明なままやっていましたが、今回は大きさが違います。常に、自分が何を切っているのか自覚しながら切り進めることができました。
身の固さもちょうどよく、思ったよりきれいにさばけました!
縁側は難しいので、先にキッチンバサミで切り落とす人もいるそうで、そうすれば良かったな。
とにもかくにも、捌いている間、充実していました。楽しかった!
おまけ
シャコをゆでた様子です。
殻がものすごくかたいので、脇をキッチンバサミで切り落としてから、剥いて食べます。濃厚なエビとカニの中間というか、今までシャコを美味しいと思ったことがなかったけれど、これは本当に美味しい!
今日の発見
- なんといっても、五枚下ろしという下ろし方
- 骨に沿って何度も繰り返し包丁を入れる!
すきやばし さぶろー