こんにちは! 「鮨屋に修業は必要か?」を検証中の すきやばし さぶろー です。
「鮨屋に修業は必要か?」とは、ホリエモンの本のタイトルですが、彼は別に、寿司屋になるのに修業が不要と言ってるわけではなくて、寿司職人になるまでに、何年もかけて無意味な作業や非効率的な練習を強いられる例が多いことに違和感を持っているだけなんですね。
私は、彼のこの言葉を極端にとらえ、いっそ修業を一切せずに、独学のみで究極の寿司を握ることにしました。
と、決意したのが今年の2月。
ところがどっこい、やっぱり、誰かに教えてもらいたい気持ちが抑えきれません! 特に魚の捌き方!
教科書を読んでもよくわからないし、わかってもその通りできないんです。
結果、魚の身がズタズタになるし、時間がかかるから鮮度が落ちるし、休日が潰れる。これではいかんと思ったのです。
長浜鮮魚市場市民感謝デーへ!
当ブログではもはやお馴染みとなった長浜鮮魚市場市民感謝デーに、今月も行って参りました! 相変わらず凄い人出です。
そこで開催されていたのが、今回の最大の目的である「お魚さばき方教室」!
プロが手取り足取り、魚の捌き方を教えてくれるそうです。しかも無料で。
この程度じゃ修業とはいえないから、別にいいでしょっ
・・・既になかなかの数の人たちが集まっています。
何人なのかわかりませんが、かなり多数の希望者の中から、たった8人しか参加できません。狭き門の抽選です。。。ムリだろうなあ
抽選開始!
なんと! 名前が呼ばれました! 見事当選!!
いやあ、来た甲斐がありました。さっそくエプロンを着て、手を洗って、魚の前へ!
今日は、ワラサという魚です。
たくさんの見物客に囲まれ焦った。
参加者は、私を入れて男性2人、女性6人。各テーブルに先生がつき、その他助手の方にも指導を受けます。
ウロコとりと内臓の処理は既に終わっていました。三枚下ろしのみを教えていただきます。
この3か月余り、そこそこ魚を捌いてきたつもりですが、やはり頭で覚えただけで、体がまだ覚えていません。先生の手本を見ても、何をして良いかよくわからないので、辺りをきょろきょろ見渡して、助けを求めます。
そうすると、指導員の方が来てくれるので、包丁の向きを直してもらったりして、何とか切り進めることができました。
包丁を持つ手は危なっかしいし、周りの見物客の視線も気になるし、もう汗びっしょり。
こりゃ、「寿司を握ってます」とか、口が裂けても言えません(‘ω’)
しばらくすると、周囲の観客が自分を応援してくれていることに気付き始め、だんだんノッてきました!
ササッとスーッと一気に上達し、先生から、「完璧ですね」とのお言葉いただきました。お世辞でも嬉しい!
たしかに、身がズタズタになっていない。
ここで気づきました。包丁が違うことに。
家の包丁は、料理無頓着時代にホームセンターとかでてきとうに買ったものだったと記憶していますが、やはり切れる包丁はきれいに切れますね。
良い包丁が欲しい!
というわけで、良い経験と発見があり、有意義な朝でした。
今日の教訓
- 包丁を持ったら落ち着こう。
- 包丁の勉強をしよう。
すきやばし さぶろー