社員旅行で鹿児島へ。一人で魚の買い付けに奔走した話

先週末、社員旅行で鹿児島に行って参りました。

1日目は鹿児島市内で全員で宴会して、2日目はいくつか希望する班に分かれて行動しました。霧島温泉班、ウイスキー蒸留所見学班、二日酔い鹿児島市内散策班、そして魚の買い付け班の4班です。私は、当然魚の買い付け班です。私一人だけだったよ(‘ω’)

ドルフィンポート内「かいゑい漁協の店」

チェックアウトギリギリで起床して、まずは、歩いてドルフィンポートへ向かいます。

それにしても、前夜、締めでラーメン2軒行ったからですかね、逆流して小ゲロが・・・♪

そうこうしているうちに、ドルフィンパークに着きました。ドルフィンポート内に、地元の漁協の直売所があると聞いてたんですが、時間が早かったからかな? 全然魚が陳列されてなくて、前日の切り身パックの売れ残りが30%OFFで売られてるだけでした。。

かなりがっかりして、写真も撮らず、もちろん何も買わず、ドルフィンポートをあとにしました。

薩摩串木野「まぐろの館」

というわけで、鹿児島中央駅の「むじゃき」で朝食にかき氷のしろくまを食べて、電車で串木野へ! 目指すは「まぐろの館」です。この痺れるネーミング!

この「まぐろの館」は、マグロ漁船を数隻保有している水産会社が経営していて、マグロの直売所(1階)、マグロレストラン(2階)、資料館(3階)からなる3階建ての建物です。なんと、実物大のマグロ漁船そっくりのデザインになってます。

どや! こういうの、好きです。

まず1階の直売所。遠洋の冷凍物を解凍・解体して売ってます。

こないだの沖縄の泊いゆまちほどの衝撃はないけれども、たしかにスーパーより安いですね。しかも、ミナミマグロ(インドマグロ)、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロと、さすが種類豊富です。

ミナミマグロとメバチマグロ中トロを購入しました(写真はのちほど)。

次に、2階のマグロレストラン。賑わってますね~、40分待ってましたの「ミナミマグロ贅沢丼」(プラス100円でマグロ汁)!

うん、ふつう! 可もなく不可もない、よくあるふつうのマグロ丼でした。

最後に3階の資料館です。電気ついてなかったけど、入って良かったのかなあ? 

スマホだとちゃんと写真撮れてますが、実際には暗くてほとんど字が読めなかったんです。なので、このテレビみたいなの何だろうなと、今でも謎のままです。

総じて、特に不満はないですが、やはり普通の水産会社が普通のまぐろを普通に切って売って食べさせてる、という印象ですね。沖縄の泊まりいゆまちが非常に良かったので、それと比べると…なんとも不完全燃焼でした。

「市来えびす市場」

まぐろの館の近くにある、「市来えびす市場」にも行きました。ここも直売所です。

ここ良いですね。道の駅みたいに色々売ってて、すぐそこでとれた魚を注文したらその場で捌いてくれる。スタッフもとても親切。

ホウボウを三枚下ろしにしてもらいました(写真はのちほど)! 

この直売所良かったな、機会あればまた行きたいです。

このあと隣の温泉に入り、とんかつ(「味工房みその」。黒豚とんかつがかなりハイレベル!美味しかったあ)食べて、川内駅から新幹線に合流。無事に福岡に戻りました。

鹿児島の思い出を、福岡で握る。

ほとんど一人旅みたいな社員旅行だったんで思い出もヘチマもないですが、買った魚にはちゃんと仕事を施して寿司に仕立てます! 寿司を握るまでが社員旅行ですけん(´・ω・)

まぐろの館のミナミマグロです。

表面はきれいだったのに、裏返したらこんなにシミが! 漁と冷凍と解凍の技術が悪いとこうなるそうなんですが、食べられないわけじゃないものの、なんか嫌ですね。

メバチマグロの中トロです。

ギシギシというか、サクサクというか、めちゃくちゃ固いです。味もしないし噛み切れないしで、生では食べられませんでした。カレーに入れました。こりゃひどい!

ホウボウです。初めて見ました。

カレーになったメバチマグロのの中トロを除き、寿司にしました!

シミができててどうかなと思ったミナミマグロ。意外と旨いです。赤酢のシャリとよく合う!

ホウボウも良いですね。刺身で食べると全然大したことないんですが、寿司にすると香りがパーっと開花しました。

結局、寿司はシャリが7割ということです。

すきやばし さぶろー