しゃいらっせまっせ! 家でしこしこと寿司を握るサラリーマン、すきやばしさぶろーでございます。インターネット上の架空の寿司店、寿司処自宅の店主をしております。
早いもので、もう年の瀬ですね。私の今年の漢字は、「寿」でした。天皇陛下の御即位、自分の結婚、寿司ライフの始まり・・・いろんなところで「寿」の字を使ったからです。
2019総括
私の2019年は入籍に始まりましたが、2月に新居(社宅)に引っ越してからは、キッチンが人並みの広さになったのをいいことに寿司に夢中になり、そのまま暮れようとしています。
この寿司ライフを支えてくれた妻、マグロのお兄さん、お酢屋さんたち、魚屋さんたち、そして読者の皆様に御礼を申し上げます。
2019年の成果は、以下の通りでした。
- 寿司を握るのは全く難しくなく、家庭料理にふさわしいし、むしろ料理未経験者が料理を始めるのに向いている、ということがよくわかった。
- 寿司は職人でしか握れないというのは、ただの思い込みであり、業界のブランディングが成功したにすぎないということがよくわかった。
- 圧倒的多数の寿司屋が研究不足、努力不足であり、また寿司屋の値段設定が高すぎるということがよくわかった。
- 寿司はシャリが命、シャリは酢が命ということがよくわかった。なお、富士酢が抜群に美味しい。
- ネタとシャリの温度がかなり大事ということがよくわかった。
- 寿司は美味しく楽しい日本の食文化だということを改めて確信した!
2020抱負
いよいよ来年は東京オリンピック、パラリンピックの年です。抱負は以下の通りです。
- きれいな三枚おろしとネタの切りつけを習得する。
- 津本式究極の血抜きを習得して、より長期間の熟成に挑戦する。
- 本手返しと縦返しを習得する。
- 見た目的に、天寿しのイカ、近松のイカ、照寿司のしめ鯖、寿司赤酢の海老バンジー、はっこくのマグロ手巻き、鮨さいとうのフォームを完コピする。
- ネタの火入れを完璧にする。特に、ミキュイをやってみたい。
- スッポンのスープと煮詰めた酢を使ったシャリを完成させ、令和の寿司を切り開く。
- このブログを拡散し、家庭料理としての握り寿司を広く普及させる。(なお、実は自分でも寿司が握れるという事実に消費者が気付くことは、寿司屋にとっては自らの存在意義を否定されかねない、大きな脅威となり得ますが、それでダメになるような向上心のない寿司屋は淘汰されて仕方ないと思います。寿司屋には、クオリティはそのままで値段を下げるか、値段を維持したままクオリティを上げるかして、色の付いたメガネをはずした消費者による正当な評価のもと、生き残りをかけて競争して欲しいものです。私は、寿司屋を否定するものでは全然ないので、頑張る職人をリスペクトし、その技を是非ともYouTubeで拝見し、勉強させて(パクらせて)いただきます。)
- 日本に世界の注目が集まる2020年、このブログも世界の人々に見てもらい、日本の寿司を世界に正しく知ってもらう。
それでは、皆さま良いお年を!
2020年、皆様と寿司にガリあれ(幸あれ)!
すきやばし さぶろー