らっしゃい! 寿司のトレンドレポーター、すきやばし さぶろーでございます。
寿司屋ってのは、ただ握ってりゃ良いってもんじゃあないのであって、常にお客のニーズを把握するためにアンテナを張って、新しいものを発見し、吟味し、良いと思ったら取り入れる。この心掛けが大事だと思います。
だから、馴染みの市場や鮮魚店だけでなく、スーパーの寿司売り場にも、たまには行くのがいいですね。行ったら、面白いものをみつけました!
レンチンパックのシャリ玉
その名も、「シャリ自慢」。
「レンジで温めて、約5分冷まして、ネタをのせるだけ 本格的お寿司の出来上がり!!」とのことで、サトウのごはんの型入り酢飯バージョンといったところでしょうか。
このようなパックのシャリ、調べてみたら、いくつか売られているようです。
この手の商品が売れているのであれば、やはり、家で寿司をつくりたいという需要があるのだと思いました。
これは、僕が予言した「握り寿司が家庭料理になる」兆しかもしれませんね!
レンチンして軍艦巻きをつくった。
というわけで、さっそく試してみました。
まずレンジでチン♪ のち、5分放置。。
じゃん!
味は、ふつうです。悪くない。もちろん良くもない。
過熱すると酸が飛びやすいですが、その辺も考慮した配合なのでしょう。そこは感心しました。
ただ、やはりシャリが大きいです。高級店や我が店「寿司処 自宅」がシャリ玉1個13グラム程度といわれていますが、これは20グラム。握りにはちょっと向かないかなあ。。
欠けと潰れが多い。
なので、軍艦にしました!
これ系は、ツナマヨコーンがあうのではないかと。
ジャンクで美味しいけど、シーチキンの油の絞りが甘くて、シャリの下の皿が白い油でびっしょびしょ! 満足感低めでした。
まとめ
寿司は、握っているときが一番楽しいので、型に入れる必要はないと思います(そもそも、職人でなければ握れないという国民全体の思い込みこそが、型入りのシャリを商品化させたのでしょう。これまで何度も言ってますが、握るだけなら誰でもできます!)。
が、米を炊くのがめんどくさい時があるから、シャリの真空パックは手間が省けていいね!
すきやばし さぶろー