マグロを究める⑧ ボストンのマグロ13~16日目 ようやく味がのってきた。天然マグロは熟成で化ける!

できるサラリーマンは出勤前に寿司を握る。すきやばしさぶろーでございます。

早起きは三文の得と申しますが、この1週間は毎朝、眠い目を擦りながら、しこしこと寿司を握り続けておりました。

すると、旨い、目が覚めた、上達した! 今日はそのご報告です。

ボストン天然生本マグロ空輸後10日間自宅熟成@真空チルド

前回の続きで、ボストンのマグロです。

毎日ペーパーを取り替え、真空チルドで寝かせます。

私ハードワーカーなので、出勤前の朝、シャリなど炊いている暇はありません。以前炊いたののレンチンです(ここだけの話、先日飯尾醸造で購入した黒豆酢を加えました。これはおもしろいな~。今度これだけで記事にします)。

黒豆酢in

シルエットきれい~~(*’ω’*)

ネタの右端が皿に付くか付かないかというギリギリのところで、煮切り醤油が表面張力でネタにも皿にも付いているところが特に良いですね! 

皿に映ったシャリもバエル~。

味は、まあまあ。だんだん良くなってきてはいます。

もともと、天然とはいえ、特別旨いということもなかったボストンマグロですが、ようやく味がのり始めてきたようです。

ボストン天然生本マグロ空輸後13日間自宅熟成@真空チルド

トロ漬け

おいっしい!

熟成させること約2週間、やっと良い感じになりました。風味が芳醇で高貴です。

赤身漬け

こちらも美味。

ですが、トロの方が旨いかな。

ボストン天然生本マグロ空輸後14日間自宅熟成@真空チルド

2週間たち、変色してきました。

殺菌目的で丸ごと醤油に漬けます。

表面をさっと湯に通し、ペーパーで巻いて、ジップロックに投入! 煮切り醤油も。

焼肉みたい!
赤身漬け

シルエットがきれいで惚れ惚れします。

味も大変良くなりました。

マグロは天然の方が熟成させるのが面白い、と聞いたことがありますが、その通り。最初大して美味しくもなかったのが、約2週間の時を経て、ぐっと旨くなりました。

赤身漬け

この皿、シャリが映って風流ぶぁい!

トロ漬け

これもなかなか良いシルエット。

味も良いですねぇ。直感ですが、今がこのマグロの食べどき、旨さのピークではないかな?

目裏漬け

見た目も味もまあまあ。

希少部位系は難しいですね。

ボストン天然生本マグロ空輸後16日間自宅熟成@真空チルド

赤身漬け

この日がこのマグロのラスト。

少しもったいないですが、端っこをトリミングしました。

濃厚で旨い。

トロ刻み

最後、筋とか血管が多く、それらを取り除いていたら、いつの間にか刻みになりました。

これうまい! 有終の美!

そして、冷凍のレンチンなのに、米の粒立ちが良い。

まとめ

  • 天然マグロは旨くなるまでゆっくり待て。

番外編:創作寿司

たまには、創作寿司も良いと思うんです。

なお、マグロは、今回のボストンとは別です。

ホタルイカのマグロ掛布団

じゃん! なんだこりゃあ(‘ω’)

すきやばし さぶろー

※魚の熟成については、「食品衛生に関するご注意」をお読みください。

この記事と同じテーマ「マグロを究める」の記事をまとめて読む