初めて客を招くことにした① (酢を選ぶ④) 客の好みに寄り添うということ

インターネット上の架空の寿司店、寿司処 自宅の店主、すきやばし さぶろー でございます。元気ですかー!

架空の寿司店と言いながら半年間、架空であることに胡坐をかき、お客を喜ばせ満足してもらうという飲食店の基本を忘れていたことに気付きました。

そこで、試しに、7月28日(日)、初めてお客様を当店にお招きしようと思います!

今日から10日間、このお客様を喜ばせることだけに集中します。当ブログでは、その様子をレポートします! 

ちゃんと心得ています。大事なのは……

お・も・て・な・し の心☆

お客様概略

このたび招待するお客様は、大学時代の下宿の隣人で、20年近い付き合いのS石様(仮名)です。S石様は、

  • 考古学の研究者
  • 格闘家
  • コスパとボリューム重視
  • がっつり系が好き
  • 独身

という特徴をお持ちの30代男性です。なお、S石様に興味のある独身女性の方は、コメント欄に書き込みお願いします!! 取り次ぎます。

準備すること

お客様に料理をお出しするなんて初めてなので、何から始めて良いかわかりませんが、思いつく順に、

  • 酢を決める。
  • 皿を決める。
  • 寿司の献立を決める。
  • 寿司以外の献立を決める。
  • 魚を仕入れる。
  • 酒を決める。
  • 提供のタイミングを決める。

……等々、すべきことは山ほどあります!

今日はまず、を決めます!

酢を選ぶ。

実は、また酢を買ってしまいました。

最近買いすぎかなと思いながらも、ずっと気になっていて、欲しかった酢なのです!

じゃん!

飯尾醸造の「富士 すし酢」です。

富士酢が滅茶苦茶おいしいという話は以前しましたが、その富士酢を使った寿司酢です。原材料に、塩・砂糖のほか、なんと蜂蜜を使っているようです!

この蜂蜜というのがやっかいで、賛否両論だと最初思いました。蜂蜜の味と香りがけっこう強いのです。

正直、シャリだけ食べると、蜂蜜が気になってしかたない。旨いと旨くないの中間ですね。

ところが!

魚とあわせて寿司で食べると、蜂蜜臭さが気になりません。むしろ旨い。。

うますぎる!! なんですか、このコク、うまみ、ネタとの調和は!

サーモン、タイ、今半の牛肉(前回の記事と同じ写真です。)

妻と一致して、現在トップです。

酢ランキング!

恒例の酢ランキングです。↓↓

  1. 富士 すし酢(衝撃の旨さ。)
  2. 純米富士酢(スーパーハイレベル。)
  3. 千鳥酢(人気者の優等生タイプ。)
  4. 京風すし酢(これでも十分おいしいと思います。富士酢より高いですが。)
  5. すきやばし次郎前にもレポートしましたが、酸が強すぎます。コスパも悪い。)
  6. ミツカンすし酢(安いだけあって、それなりの味です。)

というわけで、当日は、富士 すし酢を使います!

きっと、S石様も、この旨さに驚き喜んでくれることでしょう。

二種類のシャリを用意する。

が、もうひとつ、すきやばし次郎の酢も使おうと思います。

なぜか。

それは、S石様の食の好みが、中華料理、韓国料理、マヨネーズ、キムチ、にんにく、ごま油といった、こってりガツン系なので、そういった、脂がにじみ出るような創作寿司も数貫出したいと考えていて、それには酸味の強いすきやばし次郎の酢が合うはずと思ったからです。

一見、邪道とも思えるメニューではありますが、お客の好みに寄り添うことは大事です。

お・も・て・な・し の基本ですね!

というわけで、富士すし酢とすきやばし次郎の酢に決定です。

次回は、を選びます!!

すきやばし さぶろー

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