魚をとことん熟成させてみた① スジアラ31日間熟成の記録

いらっしぇいませぇ! すきやばしさぶろーでございます。

緊急事態宣言が解除され、いろんなお店があいて良かったですね!

しばらく寿司難民だった皆さんも、好きな寿司屋に行くことができたのではないでしょうか?

でも、新型コロナの本番は次の冬

新型コロナを指定感染症からはずす等の政策転換がなされない限り、きっと、半年近く(11月~4月)に及ぶ長い長い自粛生活が待っていることでしょう。

そのときに備え、やっぱり自分で寿司を握れると、圧倒的に便利です。僕なんか今回の自粛生活、まったく寿司に飢えたことがなかったですからね!

自粛解禁後、お店の寿司食べた(8貫3500円の持ち帰り)けど、断然、自分で握った方が旨いし笑

鹿児島から届いたスジアラ

4月~5月、在宅勤務が続いていたので、何かひとつのことに取り組もうと思いまして、大型の魚の長期熟成を決意しました。

そんな折、インスタグラムで、鹿児島の仲卸の福島さんという方からお声かけいただいたので、熟成向きの南方の魚を送ってもらいました。

それがこれ。甑島産4.9kgのスジアラ。活〆神経抜きの処理がされています。

見た目が派手で、ここ福岡ではなじみがない魚ですが、鹿児島や沖縄では高級魚。

見た目シャクれてるし、ハタ系だし、「アラ」(福岡でクエのこと。)という名前だし、色を抜きにすれば、クエに近いのではないでしょうか。

スジアラももちろん初めてですが、こんなに大きい魚を丸々捌くのもほぼ初めて(去年の今頃、大きいブリを一応捌いたけど、ボロッボロでしたね)。

とりあえず、内臓を出して、頭を落とすことにしますが、何とか三枚下ろしができるようになったレベルの僕には、ちょいとチャレンジングですね(‘ω’)

まずは、スージーと目を合わせて相談。

「スジアラだけに、荒っぽく切らないでね」ですって!(笑って)

僕にも人情がありますからね、ウロコとりとヒレ切りだけは丁寧にしてあげました。

でも、頭を落とそうにも、骨が固すぎて切れなかったので、頭と体をねじって、骨を思いっきりへし折ってやりましたよ。

内臓をとって、血合いを取り除ききれいにします。

吸水紙で包んで・・・

氷水にイン!

真空チルドに入れば楽なんですけど、大きすぎて入らないのでこの方法で。

氷を追加していくのが面倒くさい。。

グェー!

へし折った頭はホイル焼きに。

唇がプルプルして美味しいなあ。

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