らっしゃいやせぃゃ! 寿司界における素人のそよ風、すきやばしさぶろーでございます。
最近、いろんな酢を試していますが、今日は、王道中の王道、ミツカンの赤酢です。酢といえばミツカン。超大量生産で、安かろう不味かろうの酢をたくさん作っているメーカーです。
でも、一方で、プロ仕様の良質の酢も作っているようです。そのひとつが赤酢。赤酢シャリの寿司屋で、これを使っている店は結構な割合でいるんじゃないでしょうか?
赤酢の元祖、ミツカン
赤酢とは、酒粕を原料とした酢をいいますが、その誕生は200年以上前、江戸時代にさかのぼります。ミツカンの創業者で造り酒屋だった、初代中野又左衛門が、当時酒屋ではタブーとされていた酢の醸造に挑戦したことを嚆矢とします。なぜタブーだったか。それは、酒に酢酸菌が混入すると、酒が全部酢になってしまうからです。
ところが、そのタブーを破ったところ、見事成功。江戸中で評判を呼び、たちまち赤酢の寿司が人気になったそうです。
当時は、赤酢の方が安価だったというのが、最大の人気の理由のようですね。今では逆転しましたが。詳しくはコチラ。
酢ランキングのおさらい
ここで、これまでの酢ランキングのおさらいです。
前回まで、飯尾醸造の富士酢シリーズがトップ4を独占していました。
- 富士 手巻きすし酢(果たして、これを超える酢があるのか??)
- 富士 すし酢(衝撃の旨さ。)
- 純米富士酢(スーパーハイレベル。)
- 富士酢PREMIUM(飲むだけならナンバーワンだが、酢飯にすると意外とそうでもない?)
- 千鳥酢(人気者の優等生タイプ。)
- 京風すし酢(これでも十分おいしいと思います。富士酢より高いですが。)
- すきやばし次郎(酸が強すぎます。コスパも悪い。)
- 帝釈の酢(「赤酢」といいながら色が出ないです。)
- ミツカンすし酢(安いだけあって、それなりの味です。
さあ、逆転なるか??
あわせるネタはクエ
今回、ミツカン の赤酢のシャリに合わせるのはクエ。博多では、アラともいいます。超大型のものは、幻の超高級魚とか言われていますが、今回は比較的小ぶりのものです。長浜鮮魚市場の市民感謝デーで買いました。
初日は鍋等々で楽しみます。
最近、寿司仙人さんプロデュースの、北新地の寿司赤酢という寿司屋のインスタ をよく見ていて、赤酢のシャリ は固いのが美味いと言うので、真似てかなり水を少なくして炊いてみました。
ちょっと塩が強かったかな。。?
ま、いいや。6日寝かせたクエで握ります!
美味しいなあ。九州にいながら、江戸っぽさを感じられます。風味がグッド👍
クエは、まだ熟成が足りないかも。もう1週間!
トロタクおはぎ!
やはり寿司仙人さんの記事でやってみたかったのが、トロタクおはぎ。
シャリでかめのガッツリ系を作りたい!
マグロのストックががなくなったので、スーパーの加工品に、ファミリーマの二色たくあんを合わせます。
うーん、不味い!
マグロの味が全くせず。サラダ油由来のベッタリ感とたくあんの化学調味料の味が際立って、不快な味。これは不味いなあ〜
酢ランキング更新!
トロタクはさておき、酢は旨いです。かなりのハイレベル。
でも、やはり富士酢にはかなわないかな。よって、5位です!
- 富士 手巻きすし酢(果たして、これを超える酢があるのか??)
- 富士 すし酢(衝撃の旨さ。)
- 純米富士酢(スーパーハイレベル。)
- 富士酢PREMIUM(飲むだけならナンバーワンだが、酢飯にすると意外とそうでもない?)
- 三ッ判山吹(赤酢の元祖。江戸の香り。)
- 千鳥酢(人気者の優等生タイプ。)
- 京風すし酢(これでも十分おいしいと思います。富士酢より高いですが。)
- すきやばし次郎(酸が強すぎます。コスパも悪い。)
- 帝釈の酢(「赤酢」といいながら色が出ないです。)
- ミツカンすし酢(安いだけあって、それなりの味です。)
値段もお手頃、寿司屋が愛用するだけありますね。とても良い酢だと思いました。
おまけ
すきやばし さぶろー
※魚の熟成については、「食品衛生に関するご注意」をお読みください。