ぃらっしゃいませぃ! 寿司が人格をつくり、人格が寿司をつくる。令和の人格者、すきやばしさぶろーでございます。
(´・ω・)9m ナニイッテンダ?
先月、京都府は宮津、飯尾醸造の蔵見学をさせていただいた様子をレポートしましたが、そのとき実は、「黒豆酢」というお酢を試飲しました。
独特の味がするためか、もともと試飲メニューには入っていなかったのですが、リクエストしたら飲ませてもらえました。
試飲して驚きました。香ばしさと風味、力強い旨味がズーンとくる感じで、鮨にしたら面白いなと、きらり光る可能性を感じたのです。
その夜食べたお酢イタリアン、acetoでも、黒豆酢を使ったソースが出ましたが、ものすごいコクだったなあ。
アミノ酸の量は天下一品
それもそのはず、黒豆酢には、アミノ酸がめちゃくちゃ入っているそうです。
以下、飯尾醸造のHPを引用します。
アミノ酸の量は天下一品
丹波産の黒豆から造ったとてもめずらしいお酢です。体に良いアミノ酸の多さではちょっと他に勝るものがありません。アミノ酸含有量は100ml当り2892mg。アミノ酸がとても多いことで評価されている「富士玄米黒酢」の約3倍!
1日大さじ1杯(15ml)を目安に、水で8倍以上に薄めて毎日お飲みになり、健康と美容にお役立て下さい。また、お料理にも美味しくお使いいただけます。
https://www.iio-jozo.co.jp/product/107
というわけで、お土産に1本購入しておりました。
量は少ないけど、けっこうお値段します。。飯尾醸造の中でも、最高級酢ではないでしょうか。
意外にも、米もはいっているんですね!
酢飯にしました。
この酢は常温でもけっこう香りがするんですが、炊き上がった米に混ぜたとき、湯気とともに、部屋中にパーっと独特の香りが広がり、より鼻腔をくすぐるものがありますね。例えて言うなら、ワクワクする香り!
(追記 部屋にけっこう臭いが残りますね。外出から帰ってきて、黒豆酢の香りがプーンと漂ってました。)
世界初? 黒豆酢の寿司
今年最後の長浜鮮魚市場市民感謝デーへ。アジとアナゴとアカエビを購入しました。
実は、家で津本式究極の血抜きの簡易版を試したのですが、うまくいきませんでした。これについては、また今度レポートします。
いやあ、シャリ の旨味がすごいなあ! 香りも良い。
もう、可能性しか感じないです。
一方で、独特の風味があるので、これを「クセ」と感じる人もいるんじゃないでしょうか。また、酸味のキレがやや足りないような気がしないでもないので、米酢や赤酢とブレンドするのが良いのかな?
酢ランキング更新!
今回は、黒豆酢100パーでした。たぶん米酢や赤酢とブレンドすると最強なんでしょうが、これ単体でも大変美味しかったです。これぞ、令和の寿司の予感。
酢飯って、米酢や赤酢でなくても良いんですね! 三ツ判山吹を超えて、堂々の6位です!
- 富士 手巻きすし酢(果たして、これを超える酢があるのか??)
- 富士 すし酢(衝撃の旨さ。)
- ヨコ井の赤酢(マグロとの相性が最高!)
- 純米富士酢(スーパーハイレベル。)
- 富士酢PREMIUM(飲むだけならナンバーワンだが、酢飯にすると意外とそうでもない?)
- 飯尾醸造 黒豆酢(強い香りと旨味。)
- 三ッ判山吹(赤酢の元祖。江戸の香り。)
- 千鳥酢(人気者の優等生タイプ。)
- 京風すし酢(これでも十分おいしいと思います。富士酢より高いですが。)
- すきやばし次郎(酸が強すぎます。コスパも悪い。)
- 帝釈の酢(「赤酢」といいながら色が出ないです。)
- ミツカンすし酢(安いだけあって、それなりの味です。)
2020年の抱負
今年だけでも、12種類の酢を経験しました。来年も、さらに色々試そうと思います。並行して、「酢を混ぜる」、「酢を煮詰める」の企画も考えています。こうご期待!!
すきやばし さぶろー