魚をとことん熟成させてみた② 南方の高級魚、フエダイ34日間熟成の記録

22日目のフエダイ

真空チルドには、骨付き皮付きで半身を保管していました。

ちょーっと色がくすんできたかな?

臭いも少し。このぐらいは、水で洗えばすぐとれます。

背側の4分の1の身を使います。

実は、こんな切り方したの初めてです。

なるべく、骨と皮はつけたまま保管した方が良いとよくきくので、やってみました。イケるぅ~

フエダイ22日間自宅熟成@真空チルド

ちょっと、臭いが気になってきました。

口の中に何も入っていないときにこれが入ってくると、一瞬、ウっとなりますね。

でも、噛んでるうちに慣れてくるからいいや。

ネ タ

シャリ

美しさ

総合点

フエダイ22日間自宅熟成@真空チルドのレモンぶっしゃー

びっしゃびしゃになるくらいレモンかけました。

臭いが消え、味も良い。しずる感?も出て写真も奇麗。これ使えますね!

旨いな~

ネ タ

シャリ

美しさ

総合点

27日目のフエダイ

フエダイ27日間自宅熟成@真空チルド

ペーパーから出した瞬間、臭いと手触りに違和感がありました。臭いし、ねちょねちょしている。

思うに、きっと、食中毒予防で重要な最後の砦はこの感覚なんですよ。

「なんかおかしいぞ」という直感。これで、人類は有毒物質を回避してきた。

僕は、このままこれを食べたら死ぬかもしれません。死なないにしても、腹痛を起こすかも。

そこで、酒で洗い、醤油に漬け、さらに大葉を挟んで殺菌しました!

安全で旨いな~

ネ タ

シャリ

美しさ

総合点

34日目のラストフエダイ

さ、いよいよラスト4分の1身です!

すっかり瑞々しさを失っていますね。

でも、それは表面の姿。表面を剥すとそこには・・・きれいで旨そうな身が・・・

やべっ、失敗した!

きったない、ぐずぐずの身になってしまいました。しかも小さいし。。

まだまだ包丁の使い方に慣れていません。

フエダイ34日間自宅熟成@真空チルド

3切れしかとれなかったうちの、貴重な1切れ。

けっこう臭いましたよ。

不安だったので、塩麹に漬け、酒で塩抜きしました。

なんというんでしょうかね、熟成を通り越して、これは発酵ですね。

それか、きれいな腐敗。

いずれにせよ、臭いはともかく豊かな旨味が凝縮した一貫でした。

ネ タ

シャリ

美しさ

総合点

まとめ

長期熟成の課題は臭いだとはっきりしました。

これを何で解消するかは大きなテーマですが、やはり津本式究極の血抜きを試してみるべきでしょう。

学ぶべきことがまた増えました。

すきやばし さぶろー

※魚の熟成については、「食品衛生に関するご注意」をお読みください。

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